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VURNEA

壁には飾られないようなものたちを、
体に貼るようにして、生きている。

洗っても消えない感情も、
笑ってごまかす言葉も、
この布には、妙に馴染む。

“きれいごと”に囲まれた真ん中で、
世界から半歩引いて笑う。
うしろめたさと、毒を携えて。

ギャラリーとストリートの境界線を歩きながら。